転職チャンスを生むLINKEDINでの正しいアピール法
LinkedInは、新しい仕事情報の獲得やスキルの習得、キャリアアップに役立つコンテンツの宝庫です。ユーザー数は7億人を超え、その中には人材紹介会社のリクルーターやあなたが将来就職するかもしれない企業も含まれています。また、求人情報も何百万件と掲載されており、希望の仕事探しには最適のサイトであると言えるでしょう。
今回のブログでは、ユーザーの皆さんがLinkedInで注目を集めるコツ、求人情報を検索する際に役立つ無料のリソースやツールをご案内します。
目次
- プロフィールは最新の状態に
- 編集部おすすめのLinkedIn活用法
- LinkedInの活用をおすすめする人
- LinkedInの使い方
- 1次・2次・3次つながり
- LinkedInでの転職活動、会社は気づく?
- 外資系企業への転職ならヘイズ・ジャパン
プロフィールは最新の状態に
LinkedInのプロフィールは、プロフェッショナルとしてのあなたの経歴をプレゼンするデジタルデータです。つまり、リクルーターや企業の人材採用担当者が一番初めに注目するデータなのです。初めて作成する場合でも既存のデータを更新する場合でも、このことを念頭に置いておきましょう。必要な記入欄にはもれなく情報を記載し、職歴やスキルは最新の内容に更新しておきましょう。自己紹介には、あなた自身のアピールや経験も書いておくと良いでしょう。
最新のプロフィール写真
第一印象は大切です。プロフィールの写真欄には、プロフェッショナルとしてのあなたをアピールできる写真をアップロードしておきましょう。写真を載せた場合、閲覧数やつながりを求める数は、載せていない場合と比べて、それぞれ21倍、約9倍に拡大します。
普段仕事で着ている服を着て、顔のサイズが写真全体の60%を占めるようにすれば注目を集めやすくなります。また、こちらのサイトでは、プロフィール写真掲載のポイントについてご案内していますので、ご参考にお読み下さい。
専門知識や経験を強調
プロフィールの自己紹介は、「エレベーターピッチ」であると心得ましょう。つまり、短時間で相手を惹き付けることが必要です。プロフェッショナルとして活躍した経歴をまとめ、仕事の動機や新しい仕事への希望などを簡潔に伝えましょう。長さは4行から5行程度が望ましいでしょう。箇条書きにしても良いかもしれません。職歴欄には経験した職務の他、そのためにどのような責任を担ってきたのかを記入します。
この他、自分の強みや実績、応募職種に関連する職歴やサイドプロジェクト、ボランティアの経験も忘れずに記入しましょう。プロフィールを見たリクルーターが、あなたの能力を把握しやすくなります。アピールしたい記事や著作物がある場合は、注目のコンテンツを活用するのもお勧めです。この欄には、あなたがLinkedInに執筆した記事を紹介・再掲したり、外部で発表した作品などを画像や文書、リンクの形で提示することも出来ます。
スキルを目立たせる
スキルの欄は、他の欄よりも強調して目立つように記入しましょう。企業の採用担当者やリクルーターが、あなたの適職を見つけやすくなります。5つ以上のスキルを登録しているユーザーには、企業や他の登録者からのコンタクトが27倍以上にも伸びています。つながりが増えれば、あなたのスキルに対する支持も増加します。あなたのスキルを支持してくれた登録者の氏名や写真は、あなたのプロフィールのスキル欄の隣に表示されます。
また、スキルテスト機能を活用すれば、プロフィールに追加した知識やスキルの習熟度をアピールすることも出来ます。表示されるテストの質問に答え、あなたの実力をアピールしましょう。ラーニングコースを活用すれば、不足しているスキルの補強をすることも出来ます。最近では、Microsoft社との提携により、無料で活用できる約1,000時間のオンラインコースもスタートしました。opportunity.linkedin.comにアクセスし、役立つスキルをどんどん身につけましょう。
求職中であることを知らせる
現在お仕事をお探し中であれば、Open-to-Work機能の活用をお勧めします。この機能を活用すると、あなたのプロフィール写真の周りに「#OPENTOWORK」という文言の入った、緑色のフォトフレームが表示されます。こうしておけば、リクルーターやLinkedInであなたと繋がっている人たちは、あなたが求職中であることをすぐにキャッチすることが出来ます。
また、興味のある職種や希望勤務地を指定しておくと、リクルーターが候補者をリサーチする際に、あなたのプロフィールが該当候補者としてヒットするように手配することも出来ます。現在、この機能を使用しているユーザーはおよそ250万人に達しますが、活用後はリクルーターからのメッセージが40%、LinkedInコミュニティからのメッセージが20%増加したとのデータもあります。
氏名の正確な発音法を知らせる
相手の氏名を正しく発音することは、一般的なマナーでもあり、第一印象を決定づける大切な要因でもあります。特に採用面接などでは、好印象を持ってもらうためにも、相手の名前は正しく発音しましょう。あなたの名前が発音し難いものならば、オーディオレコーディング機能を使ってみましょう。この機能を使えば、氏名を音声で録音してプロフィールの欄に掲載することが出来ます。あなたのプロフィールを確認したユーザーは、これを聞くことで、あなたの名を正しく発音してくれるようになります。また、他のメンバーの名前の発音を知りたいときは、そのメンバーが掲載している録音を聞いて確認しましょう。
プロフィールを更新し、スキルや職歴を分かりやすく書き直すことが出来たら、次は適職探しです。
LinkedInで培ったネットワークを活用する
あなたが築いたネットワークは、新しい仕事を見つけるための出発点として優れた効果を発揮します。ネットワークでつながった他のユーザーから転職に関する有益なアドバイスやサポートを受けることも出来るでしょう。
50人とつながっているだけで、転職活動への効果は大きく異なります。当初は家族や友人、同僚など身近にいる人たちからネットワークを広げていきましょう。もしかしたら、その中の一人があなたのような人材を欲しがっている企業とつながっているかもしれません。
紹介を依頼する
LinkedInユーザーは、ネットワークを介してつながりを持った企業に採用される確率が、およそ4倍ほど高くなっています。ネットワークでつながった他のユーザーに連絡するときは、どのようにそのユーザーを知ったのか、なぜ自分がその仕事に適しているのかを改めて伝えて下さい。
求人アラートを設定する
求人ページでは、役職名や勤務地、リモートワークの有無、業界、企業名などで求人情報を検索することが出来ます。また、求人アラート機能を設定しておけば希望の求人情報が掲載されたときに連絡を受け取ることが出来ますので、応募のチャンスを逃すこともありません。
売り手市場が続く昨今は、求職者間の激しい競争が続いています。就職・転職活動は、攻めの姿勢で展開していきましょう。今回のアドバイスを参考に皆さんのプロフィールがリクルーターや企業、他のユーザーの目に留まり、新たなチャンスが広がっていくことをお祈りしています。 なお、opportunity.linkedin.comでは、LinkedInの使い方についてさらに詳しいアドバイスを掲載しています。無料で使用できるリソースもご案内していますので、ぜひご一読下さい。
著者
LinkedInに入社する前は、Adecco Groupで18年以上にわたり、数々のシニアリーダーシップや役員を務めていた。
編集部のLinkedInおすすめ活用方法
LinkedInの活用をおすすめする人
外資系企業や海外企業の日本法人への転職に興味がある人
自分の市場価値を知りたい人
転職エージェントから声をかけられたい人
ビジネスネットワークを広げたい人
LinkedInの使い方
おすすめTIPS① 経歴・スキルを公開する
おすすめTIPS② つながりを作る(My Network)
おすすめTIPS③ 英語でもプロフィールを掲載する
1次・2次・3次つながりの意味
LinkedInでの転職活動、会社は気づく?
- プロフィールの情報公開設定をOFFにする
- 勤務先企業や関連企業はあらかじめブロックする
- 足跡機能が付かない「プライベートモード」に設定する
まとめ 外資系企業への転職ならヘイズ・ジャパン
ヘイズ・ジャパンでは、外資系企業を中心にスペシャリスト求人を多数扱っています。2012年にLinkedInに参加し、当時は12万人程だったフォロワーは600万人を突破。